家事手伝い

とあるグループで、退職後家で何をしているのか、という話になって、私が「家事手伝い」と言うと、特に男性から驚きの声と共に、「冗談言うな」と反論された。いや、本当の話なのだが、我らの年代の老人にとっては、男性厨房に入らず、というこらしい。私にとっては、共働きが何十年も続いたわけだし、いわゆる核家族ということで、厨房に入らざるを得ないというのが実情だ。妻の帰宅が遅くなると子供の面倒やら食事の準備もじっと待つわけにはいかない。片方に負担をかけるわけにもいかない。自分でできる範囲で厨房にも何の躊躇いも、重荷にも感じなくて何十年もやってきたのだから、それが定年退職後も続いているわけだ。もっとも、主役は妻であって、私はその周りを手伝っていることかな。洗濯にしても、私のものは私が干し、取り入れもする。掃除はモップ掛けやら、掃除機を転がす。もっとも、夕食は焼酎を飲みながらやっているわけだから、まあ、遊んでいるようなものかな。

 

袖振り合うもタショウの縁

「タショウ」を漢字で書け。という問題に出会ったら間違いなく誤字を書いていたことだろう。妻にも尋ねると、私と同じ間違いを起こしていた。知らないということは恥ずかしいことと改めて感じた。この問題は俳人夏井いつきさんの「瓢箪から人生」の本を読んでいて出会った漢字だ。そもそも本来の意味からしてわかっていなかったことになる。「80歳を過ぎて」の、目から鱗でしょうね。

そういえば、あまり社交的でも無い私にも、たくさんの出会いがあった。その出会いをどこまで私が縁を感じていたか、疑問だ。どちらかといえば、他人と群れるのを嫌がり、自分にとって苦手な人はスルーすることで、ストレスを避けてきた。この傾向はどうも親からの贈り物のようだし、私の子供もその傾向が見える。カウンセリングを長年学んだ来たのも、なんらか改善をしたいと思ったのかもしれない。

さて、その漢字は、「多少」ではありませんよ。

 

草刈機を使う

私が小学校時代を過ごした実家。今の私の家から15キロほど離れたところにあり、以前にも紹介した山奥にある田舎の土地だ。5歳までは神戸にいたが、戦争で疎開した家があったところだ。その辺鄙な田舎にも同い年くらいの子供も多くいて野原を駆けずり回って遊んでいた記憶がある。ちょっといじめられそうになると、わが家の婆さんが出てきて叱ってくれていたのも懐かしい。みんなは、鬼ババアとか言っていたな。当時は雪もよく降っていて、難儀をしたもんだ。また、ガキ大将もいて学校からの帰り道、そいつが、「ここから草履を脱いで裸足で歩け」なんて無茶振りされて大人しいみんなは、渋々脱いで歩いていた。夏だったと思う。その途中わが父親に偶然出会って、「何してんだ」ということでことなきを得た。中学校になって、家業のため学校の近くに住むようになり、そこには殆ど行かなくなったが。

成人してからは弟が家業を継いでいたので、私はあまり関わりがなくなったが、その弟が55歳で突然死。家に関わることが全て私に降りかかってきた。あまり実家のことについては情報もなかったので、付き合い関係も含めて、全く無知な状態で、困ったことこの上無い。。。。その田舎の実家の空き地はなんと草まみれ。雑草が一メートルもあったか。あまり用もなかった草刈機を今日は使った。大したもんだ、と自賛している。

スマートウォッチ

スマートウォッチを買って3週間過ぎた。スマートウォッチって千差万別で。手頃なのから高価なものがあり、機能の能書きも訳がわからないほど満載している。私が必要なのは心臓の動きが把握できるもの。医療器具ではないのでどこまで正確かは不明だけど、今私が抱えている循環器系の疾患、特に不整脈の状態が掴める機能があればと思っていたら、面白いスマートウォッチに出会うことができた。一日中腕にはめることもなく、日に3回ほど測定できるように設定している。しばしば測定の時間が来ても忘れることもあるが、体温、脈拍、血圧、spo2(体内酸素値)ECG(心電図)などを5分ほどで測定してくれる。今のところ、脈拍や血圧は問題ないが、たびたび不整脈ありと出てくる。ただ、心房細動はなしとなっているので、まあまあよしとするか。。。というところでしょうか。とにかく自分の体は自分で管理せんとね。

ホークスが負けた!

プロ野球が今面白い。特にパリーグがどうなるかわからない状況になっている。今首位にいるソフトバンクホークスが今日負けた。このチームは調子がいいのか悪いのか分からないのが苛立たしい。僕はもう70年来のホークスのファンである。周りは阪神とか、巨人とか言っている人が多いので、あまりホークスのことは言わないことにしている。なぜホークスなのか。昔ホークスは南海ホークスと言っていた。私が小さいころから住んでいるところが、山奥ではあるが南海という小さい集落だった。ただそれだけの理由なのだけど、中学校時代からずーとホークスだ。鶴岡監督、岡本、飯田、木塚、蔭山、杉浦、皆川、野村。。。懐かしいですね。日本シリーズでは巨人になかなか勝てなかったが、杉浦がやってのけたのが記憶に残っている。その後ずーと低迷期が長かったので、今の勢いが嬉しい。今年は優勝かと願っているが、今一歩。今日は負けた。こりゃダメかと思っていたら、怖いオリックスもちゃんと付き合って負けている。考えて見ればどうでもいいことなのだけど、ファンて不思議な心理になるもんだ。