家事手伝い

とあるグループで、退職後家で何をしているのか、という話になって、私が「家事手伝い」と言うと、特に男性から驚きの声と共に、「冗談言うな」と反論された。いや、本当の話なのだが、我らの年代の老人にとっては、男性厨房に入らず、というこらしい。私にとっては、共働きが何十年も続いたわけだし、いわゆる核家族ということで、厨房に入らざるを得ないというのが実情だ。妻の帰宅が遅くなると子供の面倒やら食事の準備もじっと待つわけにはいかない。片方に負担をかけるわけにもいかない。自分でできる範囲で厨房にも何の躊躇いも、重荷にも感じなくて何十年もやってきたのだから、それが定年退職後も続いているわけだ。もっとも、主役は妻であって、私はその周りを手伝っていることかな。洗濯にしても、私のものは私が干し、取り入れもする。掃除はモップ掛けやら、掃除機を転がす。もっとも、夕食は焼酎を飲みながらやっているわけだから、まあ、遊んでいるようなものかな。