私は長生きしている

間もなく82歳。まだまだ若い。。。などと言われているが、嬉しさ半分。同い年が次第にいなくなってきているので、

そのうち我が身だと特に最近感じている。振り返って見ると、60歳頃から中学、高校、大学などの同級生、同じ職場だった人

などの知人友人を何人送ったことか。

その初めが、大学時代でたまたま同じ下宿人になった友。同じ県出身でしかも有名進学校の卒業。田舎出の私には眩い存在

と思っていたが、妙に気があってよく遊びに行ったものだ。社会勉強の先輩となった。その彼が60歳で逝ってしまった。

次に、同じ職場の彼は、60歳になる前に脳梗塞でリハビリ人生となったが、70歳で逝った。また、高校の同級生で高齢者ゴルフを

楽しんでいたが、正月に風呂でヒートショック。90歳までゴルフをしょうぜと言っていた彼が、80歳に成らないうちに黄泉の国へ。

写真クラブで一緒に活動していた、同い年夫婦の奥さんが、今年の春先に突然逝った。夫は「何がどこにあるやら分からん」と寂寥感

一杯だった。大学の同級生も居なくなった。仕事上の尊敬する先輩たち、地域の男たち。などなど。見回せば、私は長生きしている。